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840機のドローンが織りなす光の祭典!下関ドローンショー参加レポート!

こんにちは!ドローンスクール埼玉レイクタウンスタッフの中村優輝です。
 
今年もドローンスクール下関が主催する一大イベント、「下関ドローンショー」に参加してきました。昨年度は粂井が担当しましたが、今年は私が山口県下関市へ!1泊2日の旅で、ドローンショーと花火大会の熱気を感じてきたので、その様子を皆さんにたっぷりとお届けします!

修学旅行ぶりの空港

そして、下関へ
今回の旅は、羽田空港から北九州空港へのフライトから始まりました。実は、修学旅行以来となる飛行機の搭乗で、何もかもがわからず大苦戦…しかし、窓から見える景色は圧巻でした。関東から九州へと向かうにつれ、窓から広がる海や自然がどんどん豊かになっていく様子に、子どものように胸が高鳴りました。
 
北九州空港に到着後、小倉駅から下関へ移動。電車の中から見える景色もまた新鮮でした。埼玉ではなかなか見ることのない広い路線、そして少ない車両で走る電車。海を間近に感じながら移動する時間は、感動と高揚感でいっぱいでした。そしていよいよ、今回の舞台である下関に到着しました。

開門海峡花火大会史上過去最大規模!840機を準備!!!!

ドローンスクール埼玉レイクタウンもお手伝いに!
私たちが参加したのは、ドローンショーの事前準備です。今回のドローンショーは、当スクールのグループ校であるドローンスクール下関が主催。2025年の大阪・関西万博でも活躍されているプロフェッショナル集団、レッドクリフさんと共同で行われました。
 
並べられたドローンの数は、なんと840機!昨年の800機からさらに40機増え、過去最大の規模となりました。ボランティアスタッフは20名ほどで、去年よりは少ない人数でしたが、東京や下関のグループ校の生徒さんや卒業生の方々も大勢駆けつけてくださり、力を合わせて作業に取り組みました。ドローンの設置からバッテリーの挿入、キャリブレーション(初期設定)、そして点灯確認まで、ショー成功のために一つひとつの作業を丁寧に行いました。途中、差し入れでいただいた温かいご飯と冷えた飲み物は、みんなの疲れを吹き飛ばしてくれる最高のご褒美でした。

ドローンショーと花火

準備が終わり、いよいよ本番の時間がやってきました。840機のドローンが夜空へ一斉に飛び立つと、会場のあちこちから大きな歓声が上がりました。光の粒が空中に広がり、まるで生きているかのように文字や動物、船へと形を変えていく様子は、まさに光の行進のようでした。
 
ドローンショーを近くで警備しながら見ていたのですが、空中で光が塊となり、正確に形作られていく様子は本当に圧巻でした。この精密な動きは、RTK測位という技術によるもので、その正確さに改めて驚かされました。ドローンが描く壮大な光のショーは、観客だけでなく、私たちスタッフにも大きな感動を与えてくれました。
 
ドローンショーが終わり、ドローンが拠点に戻ると、すぐさま夜空に大きな花火が打ち上がりました。この日は下関の恒例行事となっている開門海峡花火大会。毎年1万発を超える花火が打ち上げられ、他県や関東からも多くの人が訪れる大型の花火大会なんだそうです。ドローンショーの幻想的な光と、夜空に咲き誇る花火の豪華な競演は、まさに夢のようなひとときでした。

今回のイベントを通して、ドローンショーの裏側を体験し、技術の素晴らしさを肌で感じることができました。下関ドローンショーの様子は、YouTubeで「下関ドローンショー」と検索するとご覧いただけますので、ぜひ皆さんもその迫力を体験してみてください!

下関校見学2日目:美しい海と絶景空撮の旅

絶景の「角島大橋」で空撮!
前日の興奮冷めやらぬまま、ドローンショーでお手伝いしてくださった皆さんと一緒に、下関校見学2日目の空撮会に参加してきました。今回のテーマは「海」。普段、内陸の埼玉にいる私にとって、海を間近で感じる空撮は、すべてが新鮮で、とても有意義な時間となりました。

この日の最初の目的地は、CMや映画のロケ地としても有名な角島大橋でした。島と島をつなぐこの橋は、車で渡るだけで目の前に広がる一面の海に圧倒されます。2日目にして、すでに下関の海の美しさにすっかり魅了されてしまいました。
 
続いて向かったのは、角島港南防波堤灯台。私はここで、砂浜からドローンを飛ばし、ローアングルで空撮を試みました。海から顔を出す岩肌をかすめるようにカメラを動かし、その先に広がる壮大な海を捉える。そんなショットを狙って試行錯誤する時間は、本当に楽しく、ドローンの奥深さを改めて感じました。
 
驚きのご当地ジェラートと絶景イタリアン
 
空撮を楽しんだ後は、角島にあるジェラート屋さん
「角島ジェラートポポロ」へ。かぼちゃ味とマンゴー味を選んだのですが、店内には青のり味や醤油味といった珍しいフレーバーも!お店の方に伺うと、もともと宮城県でジェラート店を営んでいらっしゃったそうで、地元の食材へのこだわりが感じられました。地元で愛されているお店なんだな、という温かい気持ちになりました。
その後、ドローンスクール下関校に戻り、併設されている
イタリアンレストラン「Cafe' DAL MARE」でランチをいただきました。色鮮やかで香り豊かなパスタやピザを味わいながら、窓から見える下関の景色はまさに絶景!また必ず訪れたいと思える素晴らしいお店でした。
 
食後は、スクールからすぐの砂浜で最後の空撮会。強い日差しの中、東京校の生徒さんと談笑しながら、私は機体の位置確認や空撮のコツを話していました。そして、貝殻探しに夢中になる一幕も(笑)。修学旅行以来、沖縄でしか見たことがなかった美しい景色に、心から癒されました。

名残惜しい気持ちを抱えながら、帰路につきました。行きの経験から飛行機の搭乗もスムーズにこなし、上空から見る大阪や名古屋の夜景は息をのむ美しさでした。
 
今回の下関での2日間で、ドローンショーの裏側やRTK測位の重要性など、教科書だけでは学べない多くのことを肌で感じることができました。そして何より、下関の海の美しさが一番印象的でした。普段は埼玉から出ることがほとんどないので、今回の旅は本当に楽しく、忘れられない思い出になりました。
 
来年もドローンショーが開催される予定だそうです。
もし興味のある方は、ぜひ私に声をかけてみてください!