ドローンコラム
ドローンの飛行許可に便利な、「包括申請」について解説!

こんにちは、ドローンスクール埼玉レイクタウンのやはぎです!
ドローンの飛行をもっと自由に、安全に楽しむために必要な「飛行申請」。
ドローンを飛ばすには、場所や飛行の内容によっては国土交通省の許可・承認が必要になります。
特にビギナーの方にとっては、この「申請手続き」がハードルのひとつかもしれません。
ドローンを飛ばすには、場所や飛行の内容によっては国土交通省の許可・承認が必要になります。
特にビギナーの方にとっては、この「申請手続き」がハードルのひとつかもしれません。
今回はこの「包括申請」の概要について、詳しく解説します!
DIPSを使った具体的な申請方法に関する記事についてもご紹介します!
そもそも、 「包括申請(ほうかつしんせい)」ってなに?
ドローンを飛ばす際に一定の条件や範囲でまとめて申請・許可を受ける方法です。
まず、ドローンを飛ばすすべてのケースで許可が必要というわけではありません。
ただし、以下のようなケースでは、航空法に基づく飛行許可・承認が必要です。
ただし、以下のようなケースでは、航空法に基づく飛行許可・承認が必要です。
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・空港周辺や人口集中地区(DID)での飛行
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・夜間飛行
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・目視外飛行
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・人や物から30m以内の飛行 など
ドローンの飛行申請の種類は2つあります!
【特定飛行に該当するもの】

航空法で定められる以下の特定飛行を行う際は、国土交通省に対して許可申請をしなければなりません。
【飛行する空域に関する特定飛行】
・空港などの周辺
・人口集中地区の上空
・150以上の上空
・緊急用無空域
【飛行の方法に関する特定飛行】
・夜間での飛行
・目視外での飛行
・人または物件との距離を確保できない飛行
・催し場所上空での飛行
・危険物の輸送
・物件の投下
その1【個人申請】について
その名の通り、1つの飛行計画ごとに申請する方法です。
その名の通り、1つの飛行計画ごとに申請する方法です。
日時・場所・飛行目的などを細かく記載し、1つの飛行ごとに許可を取る必要があります。
<メリット>
・その飛行に特化しているので、審査が通りやすい場合もある
<デメリット>
・毎回申請が必要で、手間も時間もかかる
・許可が下りるまでに数日〜1週間程度かかる
・突発的な飛行や、緊急対応には不向き
その2【包括申請】について
あらかじめ一定の条件下での飛行についてまとめて許可を取る方法です。
たとえば「今後1年間、人口集中地区内で目視外飛行をする」といったように、まとめて申請・承認を受けておけば、毎回申請せずにドローンを飛ばせるようになります。
<メリット>
・許可を一度取ってしまえば、繰り返し飛行可能
・仕事や趣味での定期的な飛行に便利
・突発的な撮影にも対応できる
・飛行のたびに申請するストレスがない
<デメリット>
・申請時にある程度の知識や実績が求められる
・趣味での申請は手続き負荷のため「業務利用」として申請する必要がある
・趣味での申請は手続き負荷のため「業務利用」として申請する必要がある
(ただし、これはドローンスクールでの講習修了でカバー可能!)
申請に便利なのは、やはり包括申請です。

個別申請では、飛行する日時やルートを細かく指定する必要がありますが、包括申請であれば、最長で1年または「4月1日から11月30日まで」といった期間を設定し、その範囲内での飛行を一括で申請することが可能です。
また、飛行場所を事前にすべて特定しておく必要もなく、複数の地域でドローンを飛ばす予定がある場合でも、場所ごとに個別の申請を行う手間が省けるため
日本全国を飛び回って撮影や業務を行うようなケースでは、この包括申請が非常に便利です。
さらに、包括申請では「目視外での飛行」や「人・建物との距離を保てない飛行」といった、ドローン飛行でよく使われる特定飛行についても、事前にまとめて許可を得ることができます。
この2つの条件をカバーできるだけでも、飛行の自由度は大きく広がります。ドローンを本格的に活用したい方は、ぜひ申請しておきたいところです。
ただし、注意点注意点として、純粋な趣味利用では申請が通らないケースもあります。
そのため、申請時には「業務での活用」として手続きを進めるのが現実的です。
なお、包括申請の対象とならない飛行内容も存在します。条件に当てはまらないケースでは、従来通り個別申請を行う必要があります。
包括申請が行えないパターンもあります。
以下のような場合は包括申請が行えず、個別申請を利用します。
【飛行の経路を特定する必要がある飛行】
・空港等周辺における飛行
・地表または水面から150m以上の高さの空域における飛行
・人又は家屋の密集している地域の上空における夜間飛行
・夜間における目視外飛行
・補助者を配置しない目視外飛行
・趣味目的での飛行・研究開発目的での飛行
【飛行の経路及び日時を特定する必要がある飛行】
・人又は家屋の密集している地域の上空で夜間における目視外飛行
・催し場所の上空における飛行
包括申請は行えませんが、個別申請であれば飛行が可能になることもありますので、申請時に確認するようにしましょう!
・空港等周辺における飛行
・地表または水面から150m以上の高さの空域における飛行
・人又は家屋の密集している地域の上空における夜間飛行
・夜間における目視外飛行
・補助者を配置しない目視外飛行
・趣味目的での飛行・研究開発目的での飛行
【飛行の経路及び日時を特定する必要がある飛行】
・人又は家屋の密集している地域の上空で夜間における目視外飛行
・催し場所の上空における飛行
包括申請は行えませんが、個別申請であれば飛行が可能になることもありますので、申請時に確認するようにしましょう!
包括申請の申請方法について
国土交通省が提供しているDIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)を使用します。

アカウントを作成いただき、必要事項を記入の上ネットで申請が行えるサイトです。
【事前にご用意いただくもの】
・申請者の基本情報:氏名/連絡先/電話番号など
【事前にご用意いただくもの】
・申請者の基本情報:氏名/連絡先/電話番号など
・ドローン情報基盤システムのアカウント(例:ABC123456 英字3文字+数字6文字)
・飛行及び機体情報
・使用するマニュアル情報
・操縦者情報
・保険等の情報
具体的な手続き方法については以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください!
⇒【許可・承認】理解してますか?絶対ルールの「飛行マニュアル」
⇒【許可・承認】徹底解説 DIPS2.0を利用した飛行許可・承認申請
⇒03【許可・承認】徹底解説 DIPS2.0を利用した飛行許可・承認申請
具体的な手続き方法については以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください!
⇒【許可・承認】理解してますか?絶対ルールの「飛行マニュアル」
⇒【許可・承認】徹底解説 DIPS2.0を利用した飛行許可・承認申請
⇒03【許可・承認】徹底解説 DIPS2.0を利用した飛行許可・承認申請
包括申請を行う際の注意点について
ドローンの飛行許可で包括申請をする場合の注意点3つ
・包括申請をするには10時間以上の飛行実績が必要
⇒スクール受講などで国家資格・民間資格を所持していれば実績の証明になります。
⇒スクール受講などで国家資格・民間資格を所持していれば実績の証明になります。
・包括申請ができるのは業務目的のみ
⇒趣味目的の場合は個人申請が必要になります。
⇒趣味目的の場合は個人申請が必要になります。
・包括申請の更新は終了日の2ヶ月以内に行う
⇒包括申請を延長したい場合、終了の2か月前~終了日までに更新の手続きを行うことが可能です。
上記の3点に十分ご注意いただき、申請手続きを行ってください。
⇒包括申請を延長したい場合、終了の2か月前~終了日までに更新の手続きを行うことが可能です。
上記の3点に十分ご注意いただき、申請手続きを行ってください。
ドローンスクール埼玉レイクタウンでは、飛行許可申請のサポートも行っております!
当スクールの卒業生は申請作業をバックアップします!

・申請が難しそう・・・
・記載内容を間違えないか心配・・・
当スクールの受講生・卒業生は各種申請手続きのサポートも行っております。
申請手続きに不安のある方は是非、ドローンの操縦技術をスクールでしっかり身に着け、
飛行ルールをしっかりと理解したうえで正しく申請が行えるようにスタッフがサポートいたしますので、ご相談ください!
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正しい飛行マニュアル・操縦知識を身に着けるなら、スクール受講がおすすめです!
当スクールでは毎日【無料ドローン体験】を開催しています!

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今回はドローンの飛行許可にあたる包括申請について詳しく解説しました!申請方法を詳しく紹介している記事もありますので、是非参考にしてみてください!
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